故障する原因は?

パソコン上のすべてのデータを保存している記憶装置であるハードディスクには、日々当たり前のように様々なファイルの書き込み、読み込みを行ったり保存を行っています。

それだけに、HDDの故障が及ぼすPCユーザーへのダメージは非常に大きいと思います。
最近では、音楽データなどもパソコンに取り込み管理を行っている方や、デジタルカメラを使って撮った記念写真などをPCに保存している方が多いと思いますが、それらのデータが一瞬にして消えてしまった時には本当にやりきれない気持ちになりますね。

主にハードディスク 故障には2種類あり、「データだけが消えてしまうもの」と「本体そのものが壊れてしまう」場合があります。
データが消えるだけであればフォーマット(初期化)を行うことによって再び使用することができますが、そのようなHDDには不安が残りますし、そもそも機械本体の値段ではなく、大切に保存しておいたデータに大きな価値があるという方がほとんどでしょうから、どちらの症状が起こっても不幸中の幸いとは言えないのが現実でしょう。

それでは実際にハードディスクが破損する原因を考えてみましょう。

物理障害によって引き起こされるハードディスククラッシュ

ハードディスクは当然ながら精密機器ですから、物理障害にはめっぽう弱くなっています。
最近では、多少の衝撃ではクラッシュしにくいものや、頑丈に作られているものもありますが、やはりしっかりとした土台など、安全な場所に置きたいものです。
PCの内部HDDも当然ながらパソコン本体を安定した所に置くようにしましょう。

外付けハードディスクの場合、縦長の形をしたものが多いですが、良い置き場所がないようでしたら、横に寝かして置いても構いません。
万が一縦置きにして倒れてしまったら、運が悪ければ一瞬でクラッシュしてしまいます。
間違っても、「落とす」ことは絶対に避けるべきでしょう。

しかし、横置きの方が良いのか?と言われると必ずしもそうとは言えず、この場合後に説明する放熱性の面でのリスクが伴います。

ノートパソコンは注意!熱の温度による破損

先ほどは物理生涯に弱いと書きましたが、やはり精密機器であるだけに、熱にも弱いのがハードディスクの弱点です。

特に夏場はコンピュータを置いている室内の温度は上昇しがちです。
PC内に溜まった熱は、ファンによってある程度放熱されますが、ここで特に注意したいのが放熱性に弱いノートパソコンです。

持ち運びにも便利で使い勝手の良いノートPCですが、コンパクトなボディを作る為に熱を放出するという点においてはデスクトップパソコンに劣り、内部温度が上昇してしまいがちです。
特に夏場は非常に危険ですので、クーラーなどで室内の温度を下げたり、PCの底面を持ち上げて風を通るようにする、もしくは下に敷くノートPC用のクーラーなども安く手に入りますので、是非活用していただきたいと思います。

先ほどの物理生涯によるHDDの故障は一瞬ですべてのデータを飛ばしてしまうものですが、熱によるダメージは、破損の原因になるだけでなく、ハードディスクの寿命を縮めることになります。
高温状態で長時間使い続けることで、本来動き続けるであろう寿命をどんどん短くしていっているのです。

物理的なショックによる故障を避ける為に外付けHDDを横置きにして安定性を図る半面、横に置いてしまうと放熱性の問題が出てくる為、ハードディスクの寿命を縮めるというリスクにも目を瞑れません。

しかし、現在の外付けハードディスクは横置きにしても放熱されるよう設計されているものがほとんどですので、私個人の意見としては安定性を取る為に横に置いて使用することをおすすめします。

ただし、比較的温度の高い場所で使用しなければならないなど、様々な場面があると思いますので、臨機応変に置き方を工夫して下さい。

純粋な寿命によるもの

こればかりはどうすることもできませんが、やはりハードディスクも永遠に動き続けるものではなく、寿命がやってきます。
しかし、中にはその予兆を知らせてくれる場合や、S.M.A.R.T.という内部機能により、事前にその寿命をある程度まで把握できるようになっています。
こちらの詳細についてはハードディスクの寿命をご覧ください。

いくら技術が進歩し、およその寿命がわかったとしても、確実にそれを知ることは出来ない為、定期的なバックアップとメンテナンスによって対処しましょう。

絶対避けたいウイルスによる破壊

インターネット社会となった今、コンピューターウイルスの存在は非常に大きな脅威となっています。近年では、iPodなどを始めとするApple社の製品が注目を浴びている為、これまでその標的とされてきたWindowsだけでなく、Macにおいてもその危険が大きくなってきているようです。

なぜハードディスクとウイルスなのか?その答えは簡単です。
悪質なウイルスプログラムの中にはデータを抜き取ったりするようなものもありますが、中にはHDDのデータを全消去してしまうものも存在します。

実際にこのようなウイルスが存在するのは間違いないようですが、おそらくただ消すだけでなく、完全消去されてしまい、復旧技術の進歩した現在であってもハードディスクのサルベージすら困難な状況になってしまうかもしれません。

もしものことを考えて、ウイルス対策用ソフトウェアなどは導入しておいた方が良いでしょう。

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